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あんざイズム

No.104 SNSをやっても仕事なんて来なかったよ


僕は子どもたちにマンガの描き方を教える先生をしているので、
若くてフレッシュな絵描きさんと会話をする機会が多くなりました。
ある時、子どもたちとひょんなことからSNSについて話すことになり、
いろいろとお話を聞いていくと、たまーにではありますが、
SNSについて期待をしすぎているなと感じることがあります。
発信を続けていれば、いずれ仕事が来ると考えているようで、
これから先のイラストレーターの活動についても、
SNSをどんどん発信していきたいだとか、交流を頑張るだとか…
そしたら、いずれ人気になって仕事をもらうとのこと。
聞いていて、少し大丈夫かな…と心配になることが多い。
僕はSNSを頑張って発信しても仕事に繋がらず、
むしろSNSから離れて、現実世界でいろいろ頑張ったら
仕事が来て、クリエイターとして活動することができたタイプの人なので、
SNSに対して、どちらかと言えば否定的な考えを持つタイプです。
これからクリエイターとして、特にイラストレーターとして頑張りたい人に
声を大にして、これだけは伝えておきたい。
SNSはシンデレラを生み出すツールじゃないよ〜ってこと。
ある日、魔法使いがやってきて有名人になったり
続けていったら、いずれ人気者になれる…
そんな夢のようなシチュエーションは
基本的にはあり得ないと考えたほうが良いのかなと…。
あまり期待しない。期待し過ぎない。
僕がよく気をつけていることです。
期待とは違った現実を見せつけられてしまった時、
期待をすればするほど、その精神的ダメージって大きくなると思うんです。
だから僕は基本、期待をしません。
とはいえ、実は学生時代の僕も子どもたちと同じ考えで
発信を頑張れば、いずれ有名になって、仕事が来ると。
SNSはイラストレーターにとって生命線と考えていました。
生命線と考えているからこそ、
投稿の反応やフォロワーの数はかなり気になっちゃうし、
期待しているからこそ、
投稿のいいねの数が気になって仕方がなくなる。
絵を描いている最中でも気になってしまい、
途中でスマホをちょこちょこ確認したりなんかして、
作品制作に集中ができない体になってしまうのは
正直、本末転倒なんじゃないかなと。
SNSが悪だとは言いませんし、思ってもないです。
人を選ぶツールだとは感じますが、
イラスト仲間も作れましたので、
そこはやってて良かったかなと思うところです。
SNSはあくまでコミュニケーションツール。
仲間づくりのためのサービスなので、
やはりイラストの仕事をとりたいなら、
まずは現実世界で頑張った方がプロへの近道だと感じました。
現在、僕はSNSをそこまで頑張っていませんが、
イラストやマンガ・デザインの依頼も少しずつ増えてきています。
どうやって仕事を得るようになったのかというところも
時間があれば書いていきたいな〜なんて思っています。
イラストレーターとしてSNSを何のためにするのか?
単純に情報発信だけなら全然OKですが、
もし仕事を得るために始めたのであれば、
まずは現実世界で頑張るべきだと感じました。
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